Perfume
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Perfumeはどこへ向かうのか・向かうべきなのか
ひさびさにPerfumeについて、至極まじめに語ってみようと思う。
フライデーでのっちのお泊り、かしゆかのカフェデートが連続で報じられ、次はあ~ちゃんか?とネットでは話題になっていたようだが、意表をついてあ~ちゃんのプロデューサー批判とも取れる発言がニュースネタになっていた。
のっちとかしゆかの件については、おじさんファンの一人としては正直どうでもいい話で、まあとにかく悪い男にひっかからないで欲しいなあという父親目線の印象しかない。アルバム発売直前だからプロモーションの一環かと深読みしたぐらいだ。問題はあ~ちゃんの発言。
記事を詳しく読むと、これは「ロッキンオン・ジャパン」に掲載された記事の内容が問題になっているらしい。
以下記事から引用。
「パフューム」のインタビューが掲載されているのは月刊誌「ロッキング・オン・ジャパン」09年7月号。同誌は冒頭で09年7月8日に発売されるニューアルバム「?(トライアングル)」はメンバー3人の歌が減らされ、ダンス・ミュージックのような作りになっている。しかも、歌には大胆なエフェクト(音響効果)が付けられたため、誰がどの部分を歌っているのかわからない状態だ、と指摘している。
つまり、来週発売予定の新しいアルバムでは、以前にも増して歌部分が減らされており、これにあ~ちゃんが危機感を覚えているというのが趣旨のようである。
もともとPerfumeのサウンドは、中田ヤスタカがプロデュースをするようになってからは3人の声を素材としてしか扱わないという基本路線できており、当初これに納得できないメンバーが号泣しながら耐え忍んできたというのは有名な話だし、本人たちもあちこちであっけらかんと語っていることである。
だから今回のアルバムで歌(声)の部分が減ってクラブ・ミュージックに近いノリになっているのだとしても、おそらくプロデューサー側に他意はないのだと思う。中田ヤスタカという人は、基本的にまじめでサービス精神旺盛な人である(と僕は思っている)。
おそらく、3人のメディアへの露出が増え、しかも大学にも通わなければならずまとまった時間がとれないという状況の中、時期的にそろそろアルバムを出さざる得ないという事務所側の要望もあり、そしてそれにもかかわらず高品質なアルバムを作成しなければならないという前提条件のもとで考えた場合、結論として手作業の部分を増やさざるを得なかったというのが実情だという気がする。さまざまな制約に対しても100%要求に応えてしまうのが中田ヤスタカなのである。
さて、そこであ~ちゃんの発言だが、結論から言えばまったく問題にはならない。そもそも発売される雑誌記事の内容は、事前に事務所側でチェックしているはずのもので(してなかったらアホだよな)、あ~ちゃんの発言自体を事務所側はまったく問題視していないということになる。中田氏とて、この程度でどうこう言うような器ではないだろう。
あ~ちゃんの危機感はむしろ好ましいものである。Perfumeはこのままでいいのか。自分たちがやりたいこと、やるべきことは何なのか。真剣に考えているからこそああいう発言が出てくるのだ。もともとSPEEDになりたかった彼女たち。売れるようになったからといって「歌いたい」という本能的な欲求は抑えきれるものではない。
そこで問題なのは誰がPerfumeをプロデュースするのかということである。
中田ヤスタカはサウンドのプロデューサーであり、Perfumeというアーティストそのものをプロデュースしているわけではない。Perfumeがこれからどういう道を歩むべきか、どういう路線に進むべきか。これまでとまったく同じままでいいのか。それを誰が決めるのか、決められるのかということである。
とくに何も変えず既定路線のままで続ける。これはローリスクだが、事務所的には短期的な収益を確保できるので望ましい。しかし、長期的には徐々に衰退していく可能性大。一番ありがちなパターンだ。
思い切って中田ヤスタカから離れる。きわめて非現実的かつハイリスク。バクチである。成功の可能性も見当たらない。個人的には興味津々だけど。
もちろんそのほかにもさまざまな選択肢があるだろう。
問題なのは、もう一度いうけど、誰がそれを決めるの?ってこと。
ドキュメントアクション
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不自然なガール / ナチュラルに恋して

ライアーゲームの続編を放送すると聞いたときから嫌な予感はしていたのである。ワンクールのドラマに映画版。ヤスタカが手を抜くはずないではないか。こうして2009年後半、Perfumeはほったらかしにされていたわけである(ホントか?)
昨年3月のワンルーム・ディスコから1年も間をあけてようやくのシングル・リリース。いくらなんでも待たせすぎじゃないか。
しかし、そんな批判は想定済みとでもいうかのような両A面扱いのシングル。
先行してCMのタイアップで流されていた「ナチュラルに恋して」は、少し地味な印象があったがCDでキチンと聞いてみるとやはりヤスタカのサウンドである。この人は曲のポップさも優れているが、音の組み立て、オーケストレーションの才能が半端ではない。
中田ヤスタカのような人材を部屋に監禁して徹底的に管弦楽法や音響学を教え込んだら、世界に通用する作曲家ができあがるのではないか、という気がしてならないのだが。
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VOICE

日産のCMで使われているチャイニーズ・テイストのVOICEと、
KDDIのCMに使われている575・・・俳句かよっ?・・・ラップかよっ!!!
どちらも平均点以上の出来ではある。
珍しく歌モノっぽい感じでヴォーカルのエフェクトも抑え気味。これが新しいPerfume?いや、おじさんファンの一人としてはさすがにもうツライものがある。惰性でCD購入したが、これが最後になるかもしれない?
Perfumeが30代後半から40代にかけてのオジサン層にウケたのは、そのナチュラルなキャラクターの魅力もあるが、音楽的なことで言えば、70年代、80年代の洋楽を聞いて育った、耳の肥えたリスナーにも訴求できるだけの圧倒的なクオリティを内包していたからである。
J-Popを聞いて育った年代がJ-Popの中だけで単純再生産を繰り返しているのとは別の次元で、最初から孤高のサウンドを築きあげていたのが中田ヤスタカだった・・・と、僕は思う。
しかし、残念ながらPerfumeの頂点はやはりポリリズムだったのだ、という印象を拭いきれ無い。ポリリズムは奇跡だった。あの曲が売れたというのはJ-pop史上画期的な事件だったのである。ポリリズムは超えられない。どんなに変化球を投げてみたとしても、長期的な減少、消滅しかこの先には見えない。
VOICEは何度もリピートして聴き入りたいという魅力がない。僕にとってはそれがすべて。
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